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昨日はお祭りだった。一昨日は夜中に先輩とLiveDVDを見て、モンハンをした。グダグダしていた。お祭りまでは、モンハンをやって時間を潰すなんていう贅沢な時間の使い方をした。企画私のサークルの人たちと祭りを見に遠出して、浴衣姿のカッコいい人とか可愛い人を横目に屋台をめぐり、友達とはんぶっこにした冷凍缶ミカンはとても美味しかった。ヨーヨーもつって(つれなかったから好きなの一個とっていいと言われた)、サークルの先輩と後輩、同級生と見て回る祭りはなんだか楽しかった。蒸し暑い夏の這うような空気が寧ろ、祭りを盛り上げる一因になっていた。道行くひとの銘々着飾ったり誰かを想ったりしている話がそこらかしこで聴こえて、人混みが苦手な私でも祭りはこう混んでる事が醍醐味だと思うぐらいリアルタイムで繰り広げられる群像劇に惚れ惚れしていた。空は綺麗な夕焼けと、夏特有の甘ったるいムラサキ色で気分を盛り上げてくれていた。花火が見られる場所について、花火を見上げた。前日見てたLiveの人の曲が初っ端から流れて、びっくりした。快晴の夜空に打ち上がる花火を見て、圧巻。一緒に見ている人たちのどよめきと歓声。一際大きな花を夜空に咲かせると、息をのむ声、興奮の治らない声、友人や恋人に今の、見た?とかける声がそこらじゅうに溢れかえっていた。肉眼で見たほうが、写真撮るより何十倍も綺麗。と言った後輩ちゃんに思わず同意してしまうほど素敵な花火だった。花火を見終わった後、ラムネが飲みたくなってみんなでラムネ探しに屋台の方へ戻った。ラムネを一気に飲んで、祭りを〆にした。喉を通る涼しい液体は夏の夜にぴったりだった。

それから、帰る途中後輩くんと沢山話した。苦手に感じていた、後輩くんだったけれどちゃんと話せるぐらいにまではなったかなと思う。8ヶ月ぐらい経てば、また話せるぐらいにはなるのだなとか思った。帰る方向が一緒の先輩とは後輩くんにさよならした後から今朝までずっと話し込んでいた。同級生くんのこととか将来のこととか、たわいもなくてでも、私の中では大きいウェイトになっている話をした。色々試行錯誤している話とか、優しい先輩だからずっとうんうん、と聞いてくれて思わず話すつもりもないことまで話してしまったら想定外ぐらいの勢いで優しい返事をしてくれた。おかげさまで私は泣いてしまった。悩んで、相談を出来ないはずのこととか本心を吐露してしまっても、よく頑張ったねとか言われてしまい全く泣くつもりはなかったのに涙が止まらなくて、泣き止むまで付き合ってもらってしまった。頑張ってるには頑張ってるけれど、認められなかったり友人と思っていたはずが恋愛対象にされていたりとか、そんなきっともっと先に行けば些細なことと思えるかもしれない話をじっくり聞いてもらった。解決には、なってはいないけれど、先輩に話しして気分が楽になった。そのおかげか今までの憂鬱が久方ぶりに晴れた感じで、口角が上がりっぱなしになった。すごくリラックスした状態になれて先輩ってだけある、凄いと思った。その先輩は友人として凄く好きだと思う。今日は仕事だというのに、ずっと話を聞いてもらってしまった。ありがたい、の一言だ。