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今朝まで部長と話していた。恋愛事情。サークルに対しての違和感。そして、同じような悩み。

私と彼とは正直に言ってタイプがまるきり違う。だからといって、全て合わないというわけでは無く、双方の考えに刺激されるのだと思う。彼は、先輩に対してジェラシーを感じると言っていた。私もそうだ。けれど、まるで内容が違う。後輩ちゃんたちが、先輩たちを卒業して尚慕ってる事について寂しさを彼は感じる一方、私は先輩たちが今までやってきた事を自分が出来ないからこそ上手くやってのけていった先輩に対して多少の嫉妬を抱いていたという状態だ。ずるい、羨ましい、そんな感情は私にはない。彼は羨ましい、と先輩たちをそう思うのだと言った。多分、性別は関係ないとは思うけれど、少しはあるのではと思った。演奏や人間としても良くできて、圧倒的に存在感を発する先輩たちは、彼と同性。私からしたら異性だからか、羨ましいというより悔しい気持ちが大きくなりがちだ。尊敬と、羨望。私は、入学した当初のサークルの空気が好きだった。だから、同じには無理であるにしてもその先輩たちの見た景色を、同じ目線に今だったらなれると思って色々企画を考え沢山の人に声をかけている。

先日の先輩が、言っていた言葉を彼と話している最中に思い出した。

「俺は、楽しいと思った事をやってただけだよ。」

単純だけど、根本はそれだと思う。自分が楽しい、楽しそうと思えなければ意味がない。だから、最初に感じた小学生みたいにバカ真面目に楽しめる事をしようと思う。本当に、正面から人と向き合って、思ってる事を言えば少しは伝わるのではないかと思う。

私は、色んな人に支えられている。同級生後輩そして先輩。良くも悪くも全て私につながっている。考え方、笑い方、ツボ、表情の作り方。それならば、内にある彼ら彼女らが楽しいと思えることが出来たら、最高ではないか?なんて少し思えた。