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今日は、新しいサークルに入った。前々から入りたいとは思っていたが、元彼がいるという状況はすこぶる私にとって不都合だったので渋っていたが、卒業したと風の噂で聞いたので私は、勢いで入ってみた。

この時期に入るのは結構馬鹿だなとも思う。でも、私が幹部をやっている方に入部した当初の部長さんが入っていたサークルだし、この記事を書いているジャストタイミングでその先輩におめでとうと言われたから良かったのかも、とも思う。

事の発端は、つい数日前、信頼の置ける後輩ちゃんからサークル見にきませんかというお誘いがあってそこに行くことにしたからだった。

今日はバス停で待ち合わせしていたけれど、後輩ちゃんが寝坊して遅刻します、ごめんなさいというラインを貰ってから私はパン屋さんで優雅にパンを買った。そのあとスターバックスに行ってから気づく。後輩くんのために幹部をやっている方の鍵を持っていかなければならない日だったのに忘れていたという事実に。そのおかげで、片手にアイスコーヒーで電車に乗って家まで戻る事になり、後輩ちゃんには私の方が結局遅れると連絡をすることになってしまった。運良く、次のバスには間に合う時間に辿り着き、そのまま後輩ちゃんと共に学校へ。いつもとは違うアウェイな空気を感じつつ演奏会場へお邪魔した。ノリも、休憩の入り方も違うため、少し居づらいとは思ったが、暫くすると優しい一年生が声を掛けてくれたり、元々の知り合いの同級生、先輩と話したり出来て最終的にはそのノリで入部することになった。演奏は、いつも同級生ライバルなんて1人しかいないから彼ばっかりみて悔しがったり、勝ち誇っていたりして過ごして来ていた私にとっては同級生が、しかも同じ性別の、上手い人に出会ってしまったという感覚がいつまでも引かずにいるような感じだった。同級生くんなんか比にならないほどのうまさで、焦りと悔しさが一気に吹き出す感じがして久しぶりに燃えた。思わず、かっこいいと口走ってしまう程の同級生や下級生たちの演奏に開いた口が塞がることを許されない環境だった。このままじゃ、だめだ。そう思えるような、演奏を沢山聞いて吸収しなきゃなとか勉強にとてもなった。あとは女子部員がイケメンすぎて、惚れ惚れする領域だった。逆に男子部員は可愛く、癒される感じでやっぱりサークル毎に色が違うなと思った。