17:53

昨日はBBQに行ってきた。サークルのいわゆるOB会というものに、誘われてまだOGにもなっていないのに行くことになった。結論楽しかった。

12時頃、後輩ちゃんたちと合流して駅にあるパン屋でお昼ご飯を食べた。後輩ちゃんたちは実家住まいだが、遠いためうちに泊まらせて今日に学校に遅れないようにする、ということで泊まらせた。荷物を一度おきに来ると言って、一度家に戻り再び駅に向かって、後輩くんと後輩ちゃん(妹分)と合流。そのまま駅を乗り継いで、BBQ会場の最寄り駅までたどり着くと電話が鳴った。2番出口を目指していたところ、どうやら1番出口に車は迎えに向かっていたという話で。ちょうどエスカレーターに乗っていた私はそれを後ろにいた後輩たちに伝えたら、人がいないことをいいことに、全力逆走していた。楽しそうだったが、私は電話片手で転びそうだったので断念。そのあと、1番出口をでてすぐにあるファミマに入った。後輩くんの1人とファミマで合流。妹分はお昼ご飯のおにぎりを食べ、うちに泊まる後輩ちゃんたちはアイスの実を食べていた。すると、先輩俺たち先歩いてますね、と後輩くんたちは公演に向け歩き出し、チーム女子はファミマでアイスを食べたりしていた。

そしてまた電話。電話をかけてきたのは、最初にかけてきた先輩とは違う先輩で、ファミマの駐車場に着いたぞ、との事だった。電話に出て、すぐ後輩ちゃんたちを集め外に出た。日差しが夏のようで、暑かった。すぐ車を見つけ、声を掛けた。あ、久しぶりです。お前、ちょっと前に会ってるだろ、エトセトラエトセトラ。

食べきれなかったアイスを片手に助席に乗った。名前が思い出せない、でもたしかに何処かで聞いたことのある曲を車で聞いた。後輩ちゃんたちもアイスを食べていて、アイスの実をくれたのに受け取れず、車内に落とした。

あーーー!何やってるんですか、先輩‼︎おい、俺の車で(笑)あはははは、車内がてんやわんやする原因となった。反省はした。

そんなこんなで公園に着くと、駅の時に電話してきた先輩が待っていた。久しぶりに見る顔はほっとさせた。いやー、お久しぶりです、と低音の声が車を開けると出迎えてきた。落ち着いた優しい先輩。いつもと変わらない笑顔は、私が今でもサークルを続ける原因となった元部長としての存在とともに健在でまだサークルにいるのではないかと錯覚させるほどだった。

公園には連休中日であったため、親子連れが沢山で大学生及び卒業生の少しのアウェー感が拭いきれなかった。でも、そんな事は御構い無しに楽しいメンバーと、続々と集まってくる人に今日という日への期待の高まりが収まるところを知らなかった。ある程度の人数が集まるとそれぞれ遊び始めて、私は最寄り駅から公園まで送ってくれた先輩と全力のバドミントンをした。高校でもとバド部だったという先輩と、1年の時必修でやっただけしかない私の対決で30分以上はずっとはしゃいでいた。他の人たちは、子供に混ざって遊具の方へ向かったのを目撃した以上のことは知らない。先輩とずっとバドミントンをやっている時に一段下がったところにある広場でムキムキの坊主頭のおじさまが全力でキャッチボールやっていて、チラチラ2人とも見ているつもりがガン見してしまっていた。凄く気になった。上半身裸の筋肉隆々の坊主という字面でもインパクトがあるのに実際目に入ると全くもって思考回路や視界の端から外れる事を許してくれなく、始終気になっていた。先輩後輩同級生は遊具に飽きると、水風船を投げ始めた。ちょうど、バドミントンで遊んでいる広場横通路を挟んでだいぶ上がったところでやっていたため端の方が見えてバドミントン休戦しながら、上の方が水浸しになっていくのを先輩と眺めていたら、見つかった。

あいつら、バドミントンやってる!あー!ほんとじゃん!俺も混ぜてー、と声が降ってきた。1人現役の先輩が降りてきて、OB先輩と現役先輩のバトルが始まったと思ったが、ほとんど体力を消耗していたOB先輩がやられっぱなしになって交代を命じられ、敵をとった、ところで買い出しが始まったり火の準備を始めたりした。この時点で日がだいぶ傾いていた。

買い出し班が帰って来ると、それぞれ焼肉するところと焼きそばにわかれてBBQが始まった。焼きそばをやっているとき同級生ちゃんがいて安心したが、件の同級生くんがずっと構ってくるからイライラして一応焼きそば一個やってしまった後には、フラフラ他のところに私は逃げてしまった。目を離したすきに同級生ちゃんが酔っていてクロエ~とめずらしく寄ってきてハグをしたから役得と思いつつ、酒与えたの誰だ、と思った。その時に初代OBの人に捕まり、酒が入った同級生ちゃんとOBさんと素面私で会話をしてた。OBさんに教えてもらい初めて知ったのは、苦手なビールと苦手なコーラを混ぜると美味しい事。どんな理由で美味しいと思うのかわからないけれど、美味しかった。ただ、久しぶりに凄く酔った。幹部になったら絶対、酔わないと宣言した通りここ1年近く酔ったところを後輩たちの前で見せないようにしていた。2年の頃は飲み慣れないところもあり、幾度となく酔っ払いになっていた記憶があり先輩になったら大丈夫かと茶々を入れられていた。大丈夫です、私後輩ばっかりになったら絶対酔わなくなりますから、今は酔わせてください。そんなことを言っていた記憶がある。自分より上が沢山いる安心と火の近くにいたおかげで体に酔いが回って楽しい気分で先輩たちと会話していた。ある先輩には、お前ってさ酔うとお酒の缶を両手で持ち始めるよな~といわれた。知らなかった。凄くびっくりした顔をしていたのか、先輩はごめん気持ち悪いって思わんでくれ、と言って朗らかに他の人のところへ向かってしまわれた。こんな会話をしていると自分たちぐらいしかいなくなり、秋の高い夜空と、懐中電灯の光とBBQの炭の炎で周りが見えるだけの状況になっていた。

この頃になると、酔っ払いが多くなり昼間遊具で遊ばなかった人たちと一緒に棒が回転する滑り台を滑った。お尻が熱くて、あとでじわじわ血行の回りのせいか痒くなった。滑ったあとあたりに、カラカラカラと回転する棒の音が響いてその音に引き寄せられた好きだった同級生くんがものすごい勢いで滑り台を滑っていった。その途中、iPhoneをそれまたものすごい勢いで落としていき拾ってあげた。酔ってたからかニコニコしててなんとなく嬉しかった。その後、先輩ガールズトークに参加して。手持ち無沙汰になった先輩と一緒にお酒を探しにクーラーボックスへ向かい、もものお酒をいただいた。その女性先輩はしっかりしていて、色々喋ったはずなのに今は全く思い出せない会話をそこからしていたら、途中から別の彼女持ち同級生くんも話に加わった。ゆず酒一パック片手に俺、今日この後飲み会なんすよ、と先輩に一言。正気かー⁈と先輩の反応に頷いていたら、うちわで叩かれてむすっとしていた。ゆず酒を飲んで見てくださいよ先輩~と言って紙コップのまあまあな量を先輩は一滴残らずさらりと涼しい顔で飲んでジュースみたい、と言い切ったときかっこいいと思った。こんな女性は、いい女っていうのでは、とか思っていた。先輩は、他行って来るわ~と同級生ガールズトークに向かってしまい、同級生くんと話すことになった。俺トイレいきてーと言うので、ついていくよ~と言った。クロエちゃんやさし〜といつものナヨっとした感じで言って、彼らしい反応だと思いつつ、トイレ探しの旅に出た。案外すぐに見つかって、よかったと思ったところでトイレにツッコミ入れたくなった。男性トイレが、ほぼほぼ丸見え状態でそれでいいの、と言いたくなるトイレだったということだ。私もトイレいくわーとそそくさとその場を退散して女子トイレでもつっこみ。自動で水が出てこないのは良しとして、蛇口ついてるけどひねる部分ないなと思っていたら蛇口の中にあるというびっくりポイント。かつて、叔母の家にそんな蛇口があったような気がして、懐かしさを覚えた。トイレを出ると同じツッコミをしている男に出会って笑った。俺ってさー、トイレ出た後がさ、1番楽しい気分なんだよねー!ねーねー、クロエちゃん、お姫様抱っこしてあげる!と気づいた時には体が宙に浮いていた。あわてて首に手を回したらその場で酔っ払いは回り始めて怖いけど楽しかった。彼女にやってあげなよ、と思ったけれど、その前に彼女の話を聞いていてちょっと会ったこともない彼女に怒りたくなったから、彼女がBBQ会場にいない事をいいことに秘密にした。降ろされた後は、よーし勝負ね!クロエちゃん!とみんながいるBBQ会場へダッシュ。気分屋だなと思いつつ、楽しそうな彼を見てなんだか楽しかった。そして着くなり、クロエちゃんがねー襲ってきた!なんて言うから、逆、むしろ逆‼︎と主張はしておいた。それから、ダッシュしたせいで熱くなった私はまたもやうちわで叩かれて、もういいやと思っていたら一緒に扇いでくれて涼しかった。無理やり酔いどれ同級生ちゃんの隣に座ったら、同級生くんがうちわであおぎながら横に座ってきて笑った。眠くなってきたのに頭にうちわ乗せてくるから、知らんぷりしていたら寝ていい顔隠したるわ、というのでお言葉に甘えて少し寝ようと思ったら、文句を件の同級生くんに言われて堪らず。すぐさま席を立って他の先輩のところへほっつき歩きに行った。安心できる、同じパートの女性先輩に最後は恋愛トークで盛り上がってだんだんお酒が冷めてきてお開きを感じた。3代目部長が最後に締めの言葉を言って、お開きになった。と言っても、とうていお開きにしても帰らない人たちだと言う事を理解していたから、同じパート後輩くんと喋って時間を過ごした。本当に最後になって、ラーメン屋さんに行きたいという声により、深夜12:30ラーメンを食べに行った。女性陣は私が最年長で後輩4人と、男性陣は逆に先輩ばかりで現役1人もいないと言うすごい組み合わせだった。深夜のラーメンは大学生ぐらいじゃないと食べられないものだなと思って食べた。美味しかった。

その後は、車で家まで先輩に送ってもらって後輩ちゃん2人と家に戻った。後輩ちゃんがお風呂に入っている間に、後輩ちゃんのもう1人とコンビニまで歩いて行って、ヨーグルトと牛乳を買った。深夜徘徊とか言いながら歩く深夜は少し特別で楽しかった。家に帰るとお風呂から出た後輩ちゃんがいたので、私は急いでお風呂に入って次の後輩ちゃんに最後の風呂を渡した。後輩ちゃんが、オススメしてくれたsuper beaverはかっこよくて、彼女の芯の強さを垣間見た気がした。ふわふわしていていつものんびり屋さんな彼女がかっこいい曲をオススメしてくれて嬉しいなと思った。また、オススメの曲とか聞きたいなとも思った。お風呂から出てきた後輩ちゃんは眠そうな顔していて、大丈夫かなと思ったけど冷蔵庫前に立ったら、先輩、宴ですか‼︎と目を輝かせたのでヨーグルトを冷蔵庫から出したら嬉しそうな顔をしていて、深夜3:30ヨーグルトをカルーア抹茶と合わせて食べた。贅沢で危険な味だった。その後は気合でご飯を炊いて3時間ほど寝た。