9:59

毎日ではないにしても日記が、5ヶ月続いたことが驚きだ。飽き性だからどうせすぐ辞めると思っていた。日々思うことを残すのは、忘れやすい私には良かったのかもしれないと少し思う。あの時何を考えていたとか、正直入学した時のこととか覚えていない。ただただ、大学が嫌いででも憧れの一人暮らしを手に入れた嬉しさを持っていた気がする。今はこの大学を選んで、というか強制で入学しても良かったと思う。入学前の春休みの私に伝えてやりたい。案外、面白いよ、と。いろんな思い出が濃縮され出来れば忘れたい事だって山程できてしまったがそれ以上に楽しい事も沢山あるよ、と。

今やめようと思っていたサークルをどうしようか、また悩み始めた。後輩ちゃんズが可愛いので置いてくのが心苦しいのと、色々抱えていそうで支えになりたい気持ちが出てきてしまった。先輩が新しく作る社会人バンドの曲をある事情で一足先に聞かせてもらった。その曲を聴きながら絵を描いていた。その資料を探すために入学した年のアルバムを漁って曲を聴いたら、これぞエモという風に楽しすぎる思い出が洪水の如く出てきて、愛していたサークルを垣間見た。今のサークルとは全く違う空気を纏っていて、想像以上のサークル印象のギャップに驚いた。大好きな先輩に囲まれて、後輩が自分たちだけで、いざこざを起こして先輩同士今はもう仲良くなくなってしまった人も仲良く笑顔が溢れていた。思わず筆を止めて写真を見入ってしまった。昨日の夜1時ごろ、思い出に耽っていた。