8:55
どうもこの日は人の死が気になる日らしい。
8:46
梅雨が2.3日前にあけ、蝉が本気を出して鳴き始めた。
朝、ご飯はパン。
食パンを焼いている途中、前回にした窓の外塀の上をトカゲが歩いて行った。
晴天の空、トラックが光を反射させ白が眩しい。
朝と言うには少し遅れたこの時間の中、まだ暑くなりすぎない涼しい風が足を撫でていく。
漫画「ラックバック」を読んだ。
私は、CoCの狂気山脈を思い出していた。死なれたら、永遠に追いつく機会なんて与えられない気がするのだ。
焼き上がったパンに塩だけにしようとしていた手がバターを塗ってしまっていた。冷えたコーヒーは酸味を増しているがバターの甘さにちょうど良かった。
最後の一欠片になったバスクチーズケーキ。パンを食べている間に汗をかいていた。コーヒーと交互に口に含む。
美味しい。
15:01
蝉が鳴いた。
14:42
懸命【けんめい】 : ある限りの力を出し尽くして、がんばること。
17:28
知っているか。私は知らなかったけれど、夕方人の少ないバスに乗り、山道を走っている中で「止まります」のボタンを押すとちょっとしたホラーの様な光景に見える。
とまりますの表示が赤く沢山光っているとぞわぞわする。写真だと伝わりにくい。
0:25
聞いてください。一昨日ぐらいから、雨が降って、低気圧が断続的に襲来する様になった。そうすると突然、蛙が鳴き出した。本当に雨が降って、少し上がったぐらいから申し合わせた様に、だ。あいも変わらず私は恋人と呼んでいい人と会話を朝、夜に繰り返している。たまに交流する人は大体がTwitterの人だ。実際の今まで生きてきた中で交流が生まれた人とは殆ど会話がない。残金2,000円の口座に振り込まれる150,000円の使い道を考える。本当はバイクの免許をとりたい。働かないと、と思いつつ毎日身体が思うように動かない。Twitterで流れるニュースを横目に突き刺さる言葉を拾ってはそうっと身体から引き抜く。突き刺さるのは自覚しているからだ。逃走もいつまでもは続けられない。蛙の鳴き声が耳に張り付く。