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雨が降っている。今日の夕方まで雨が降る気配なんて一切なかったのに。驚きだ。

今日は、雨に関わる映画を観たからタイミングがいい。映画を観てからは、割れた保護フィルムを張り替えて、携帯を乗り換えた。その間頭にずっと残っていたのは、小学生の頃の友人のことだった。あきら(前回ブログ参照、「恋は雨上がりのように」の主人公)みたいな素敵なポニーテールがよく似合う女の子だった。その子が北海道から、引っ越して来て以来ずっと私が引っ越してしまうまで一緒に過ごした。どちらも体育が得意で特にかけっこが得意だった。

二人で休み時間になると運動場全部を使った鬼ごっこをしたし、体育ではいつも1番2番を争っていた。でも、私の首が弱かったせいで病院にいる時間や家で安静にする時間が長くなり次第に実力が離されていった。それから、疎遠になってしまった。連絡先もわからない。

今となっては、整体に行く回数もだいぶ減って学校も普通に生活できているが、あきらみたいに一度大きい挫折をくらうと立ち上がるのが怖くなる。前みたいには、出来ない。そんな風に思ってしまう。体育系に制限がかけられて、大好きだった体育も参加できないだけの苦痛の授業になってしまった記憶が脳裏をよぎる。

運動自体は好きだ。ただ、自慢できるほどではない。単純に体を動かす事が好き。また、いつかの時みたいに軽やかに走る事が出来たらいいなと思う。そして、偶然友人に会えたらそれは嬉しいなと思う。いつかそんな時が来ますように。